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自分でできる 膝関節・股関節 手術後のケアと生活

自分でできる 膝関節・股関節 手術後のケアと生活

手術後の生活における注意点

良い手術前リハビリ良い医師選びは、あなたの手術結果を左右します

腰痛・股関節痛・膝痛・坐骨神経痛などはあなたの術後ケアを催促しています!

正しい手術後リハビリと、正しい関節の使い方は、あなたの手術後を決めます!


生活における最大の不安は、脱臼と再手術ではないでしょうか?

●脱臼
脱臼される人は入院中や術後三ヶ月以内の方が多いように思います。あまり心配しなくてもよいとは思いますが、脱臼する条件を私どもが考えますに、
 @過伸展・過屈曲といった、過ぎた動作や肢位をとった場合に起こりやすいようです。
さらに、二つの動作の組み合わせ。
例えば「屈曲と外転・内転」(手術足を胸に近づけ足を内転外転させた場合)

●再手術
従来は「ゆるみ」や「器具の性能」によって、再手術を行ったようですが、最近は技術の進歩により、手術前からの腰痛が一番の原因だと考えられます。

また失礼なことを書きますが、手術をされました医師の技術

もう1点付け加えれば、日常生活での関節の使い方などを原因とするアライメント不良の原因が多いのではないかと思います。


そこでアライメント不良を調整するとともに、上下関節の可動域を調整することを行っています。

再手術をお考えの患者さんにおきましては、個別の要件がありますので、いくつもの治療の組み合わせにより対応させていただいております。

ご来院の患者様には1つ1つ詳しくご説明させていただいております。

手術後の疑問と不安

今日、ひざ関節・股関節・脊柱管狭窄症の手術件数は飛躍的に伸び、入院期間・費用・効果も著しい進歩を遂げております。

それにつれ、当院にご来院の患者さんにおかれましても、総数の割合で23%程度の方が術後の方々となっております。

以前に比べて、素晴らしい治療効果となっておりますが、膝・股関節におきましても下記のようなことに満足されていない患者さんも散見できます。

脚長差の違い
●可動域に関して
●痛みに関して


さらにリハビリ期間の短縮により、手術後の生活や手術足のケアに関しての情報が少なく、悩んでいらっしゃる患者さんが多いのも現実です。

手術結果に満足されない患者さんの不安と不満

医療機関へ「今後どのようにしたらよいか?」と情報を求めに行きますが、たいていの場合は「手術は成功しています」といった回答で、「筋力をつけてください」など漠然とした回答しか頂けないようです。

「例えば筋力をつけるにはどうしたらいいのか?」
「どの筋肉をどのように鍛えたらよいのか?」
「プールやスポーツジムをどのように活用したらよいのか?」
「どのように自分で運動を行ったり生活をしたらよいのか?」

といった様々な疑問や不安を持たれています。


手術された方のご自身ができるチェックリスト

一番わかりやすいのは「痛みに」に関してです
これは言うまでもありませんが、手術法やご自身の生活スタイル、筋力間バランスや上下の関節といった事柄をチェックする必要があります。

ご自身でできるチェック項目

A.脚長差について
@左右の内くるぶしの位置はそろっていますか?
A左右の大転子の位置はそろっていますか?
B左右の腸骨稜の位置はそろっていますか?

B.可動域について
@脚は開きますか?
A足は曲がりますか?(正座はできますか)
B足は上がりますか?

C.痛みについて
@痛む所はどこですか?
Aどのような痛みですか?(鋭い痛み・重だるい痛み・安静時痛・動作痛など)

D.筋力間バランスについて
@左右の腰筋は同じですか?
A左右のお尻の盛り上がりは同じですか?
B左右の太ももの筋肉は同じ太さですか?

E.上下関節について
@股関節の場合、膝関節・足関節の可動域は正常ですか?
 また骨盤の歪みはありませんか?

Aひざ関節の場合、股関節の・足関節の可動域は正常ですか?
 また骨盤の歪みはありませんか?

F.立位・歩行について
@立位の際、バランスよく立てていますか?
A歩行の際、バランスよく歩くことができていますか?


※チェックリスト全項目から一部抜粋

手術された方の、手術をしていない側の足のケア・チェックリスト

片側の足を手術されますと、もう一方の足も数年の間に手術を行う事例が多いようです。

そこで、このケースのチェックリストとして下記の項目をあげています。

A.脚長差について
@手術足への荷重を心配するあまり、手術をしていない方の足だけに負荷をかけすぎていませんか?
A術後半年から一年経過後、左右の臀筋の膨らみや、臀皺壁の差はありませんか?
B左右の脚長差はありませんか?

B.可動域について
@可動域が減少したような気はしませんか?
A足関節の可動域が減少したような気はしませんか?
Bすべての動作時の可動域が減少したような気はしませんか?
 (腰のひねり・下の物を拾う動作)

C.痛みについて
@腰痛や臀部痛が新たに生じていませんか?
A健足の股関節部分に痛みはありませんか?
B膝関節や足関節に、新たに痛みは生じていませんか?
Cその他さまざまな痛みなど

上記を大まかなチェックリストを作成し、以下の治療を行っています。

@荷重点調整法(体重のかかる位置を移動)
Aアライメント調整法(全身からの配列の調整)
B8の字ゆらし(靱帯調整における全身の可動域を確保)
C筋力間バランス法(上下左右において必要な筋力強化とバランス)
D上下関節調整法(症状がある上下の関節の調整)



※チェックリストは全項目より一部抜粋

また、当院は医師の診断名を基に治療をすすめておりますので、初診の方には必ず「医師の診断名」をお聞きしております。
診断名をもとに治療をすすめることは、治療の近道と考えております。

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