この治療法では、
西洋医学的には、神経の流れを良くし血流を正常に近づけることにより、回復が早まります。

東洋医学的には、ツボと経絡(ツボの位置を線状にあらわしたもの)を同時に刺激できることにより、自然治癒力を高めることが望めます。



関節マッサージ・関節セラピーとは、自宅でできる簡単な経絡とツボ及び筋肉の運動点に対する刺激療法で安全・簡単・効果的な療法です。

応用部位は、足首・膝・股関節・腰・首・肩・肘・手首とご自身の手が伸びる大きな関節において、ほぼ全関節を網羅できる療法となっています。
特徴として、難しいツボの位置が理解できなくても関節周囲の圧迫運動により痛みの解消・腫れ・及び水腫の消散に効果的かつ即効的な効果を有します。

特に関節周囲の靭帯・関節包・腱・肢体の調整には驚くほどの効果がありますので、一度お試しください。

さらに最近では筋肉の起始・停止部や運動点を治療対象に加えることにより、より効果が望めることが分かりました。

いうならば、西洋医学と東洋医学の素晴らしい点をミックスした療法です。

【実際の手技手法の例】

・ひざが痛いもしくはひざを打った(打撲)されますと、無意識にその場所に手のたなごころを当て、指を伸ばし軽く上下に圧迫します。次いで前後左右や8の字に動かします。それにより痛みが軽減するのを実感してはいませんか?それを各関節ごとにより効率的な動かし方を研究して参りましたのが、関節セラピーです。

Q1.ではなぜ、手で軽く圧迫し、まず上下にマッサージを行うのでしょうか?
A.痛みの部分を軽く圧迫することによって、まず、痛みが緩解します。(プリューゲル・アルントシュルツの刺激法則)おそらく打撲などにより、組織が膨隆するのをマッサージで軽くふさいでいるのではないかと考えられます。さらに上下にマッサージすることにより、神経(筋肉)・血液の流れをよくし痛みの緩和と回復への機序を作り上げるのではないでしょうか?(ただし、これは私の推論です)
また、別の方面から考えると筋膜や肢体等は軽く上下に刺激することにより、腱・靭帯関節包・肢体・筋膜を軽くマッサージすることにより、上記の効果が促進されるのではないでしょうか?

※プリューゲル・アルントシュルツの刺激法則とは、弱い刺激をすることで神経機能を喚起し、中程度の刺激で神経機能を興奮させ、強い刺激は神経機能を抑制し、最強度の刺激で静止するという法則である。

そのため、私共は痛みが発生した場合無意識に上記の行動をとると考えられます。そこで自分でできる関節セラピーとしては
@プリューゲル・アルントシュルツの刺激療法を無意識に用います。さらに東洋医学的な要素であるツボ・経絡の調整を行う刺激療法を加味することが必要と考えます。

A片手もしくは両手で行って頂いて構いませんが、必ず筋繊維に平行にして行って頂くことをお勧めします。筋繊維の流れに対し横にはじくことは組織の損傷を増長し回復を遅らせる原因となる得ますので、なるべく特別な事情がない限り行わないでください。

B筋膜療法を有効活用する場合には、必ず肢体の調整をもお願いしたいのと、先ほどお話しましたように筋繊維を横に移動させることは、痛みの発生時では極力避けてください。

C軽く関節セラピーを行いながら痛みが軽減した場合、経絡・ツボに有効的な運動をも行って頂ければ、さらに効果的となります。。

D経絡・ツボ療法を利用して頂く場合は、患部に手掌をあて、軽く圧迫し、関節の屈曲・伸展・回旋・内旋・内転・外転を行って頂くと、関節周囲のツボ刺激と同時に経絡をも刺激することができますので、ぜひ行って下さい。


最近では、筋肉の起始停止・運動点を調整することにより筋膜をもご自分でコントロールできる治療法となりました。一回の治療時間は1つの関節において圧迫1分間5回程度各回ごとには1分間のインターバルを置いてください。
また、筋肉の療法としては筋肉の運動点(運動点は下肢での目安として太ももならほぼ中央に、下腿なら中央部のすこし上部関節に近い方を行って頂いています。筋肉の場合も起始停止合計1分間を3回・運動点に関しては起始停止合計3分1回起始停止30秒とします。