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膝・股関節手術後の痛みを改善

膝・股関節手術後の痛みを改善

患者さんの声

@来院患者のほぼ100%の方は、手術をしたくないといった希望で当院へ来院されます。
現在の実績としてまして、94%の方は手術を延期及び回避されています。

A残る数%の方には残念ながら、手術をお勧め致しています。
その際、私共が信頼できる熟練されたひざ・股関節専門医をご紹介し、患者さんに手術後の満足度を実感して頂いています。

B残念ながら現在までに手術をされた方の悩みに関しましては、
 ・術後の腰痛に関しての相談
 ・ひざ痛に関する相談
 ・健足の痛みに関する相談
 ・手術足の痛みや可動域に関する相談

があります。

 現在までに手術をされた方の痛みや可動域の相談は、20年前に比べ7倍に増えました。
そのため手術をしたくない人・手術を決めた人・手術後の悩みや再手術を受けたくない人のための運動療法と生活指導をさせて頂き、痛みの緩解・解消を実現し、多くの方が再手術を回避していらっしゃいますので、ぜひご相談ください。

はじめに

当院新規来院患者のおよそ15%の方は、ひざ・股関節の手術を経験された人です


@ひざ・股関節手術後に残る痛みを何とかケアしてほしいまた自分で何とかしたい
Aひざ・股関節手術後によく起こると言われている腰痛・ひざ痛・反対側の股間節痛の発生や手術は避けたい
Bひざ・股関節手術後の可動域の拡大を何とか確保したい
Cひざ・股関節手術後の歩きにくさや姿勢・動作を何とかしたい
Dひざ・股関節の再手術を避けたい
Eひざ・股関節手術後の快適状態を維持したい

といった訴えや要望で来院される方が多くなりました。
来院者のお話では、執刀医に術後の不安や痛みについてお話しますと、「手術は成功してます」といったお答えと「筋肉を強化してください」の指導を頂きますが、具体的にどうしたらいいかの説明はなくどうしたらよいかわからず困っていました。何とかならないかとネットで調べると、当院のHPにたどり着き最後の砦と考え、来院されたとのお話です。

痛みについて

【具体的な痛みの部位】
・腰部の痛み
・臀部痛
・仙腸関節痛
・鼠径部痛
・太腿前面
・太腿内側
・太腿外側
・太腿後面と座骨神経痛
・内・外くるぶし
・膝蓋骨上下
・ふくらはぎ・足底・足背の痛み

【術後の感覚異常について】
・足に力が入りにくい
・足の外側に冷感
・足全体が重だるい
・下肢にむくみがある気がする
・切り口がむずがゆい
・切り口が痛む
・手術後の関節から音がする
・手術後力がが入らない感じがする

【手術後の具体的な可動域について】
・足が思ったより開きにくく、なかなか柔らかくならない
・正座がしにくい(ひざ関節手術後は絶対ダメ。医師に相談)
・あぐらがかきにくい(股関節手術後は可動域の拡大の為、ぜひあぐらをかける運動を行って下さい)
・ひざ立ちがしにくい(ひざ関節手術後は絶対ダメ。医師に相談)
・ひざが胸に近づけにくい(股関節手術後は医師に相談)
・足が完全に伸びにくい(ひざ関節手術後の場合は医師に相談)
・ひざが上げにくい


[動作について]
・しゃがみから立ち上がりにくい
・爪切り・靴下を履く動作がしにくい
・あぐらがかきにくい
・正座がしにくい
・しゃがみにくい
・歩き始めの第1歩に痛みがある
・歩いている途中で鼠径部などに痛みが出やすい
・長時間歩けない
・歩く際、身体を前後左右に振っている

[姿勢について]
・まっすぐ立ちずらく前かがみが楽
・階段の上り下りがしにくい
・たったまま靴が履きにくい


※代表的な例を列記しました。

当院の対応

@患者さんにいつ・どこで・どのような手術を受けたかとお聞きする
A現在の状態や主訴をお伺いする
BAの事柄において、執刀医はどのようなお話をして頂いたかをお聞きし、様々な動きによるシュミレーションを作ります。また、私共は常時お願いしているひざ・股関節疾患における熟練された医師を紹介し、その医師の診断・指導を元に連携を保ちながら、様々なシュミレーションに基づいての個別指導・提案を行っています。

こんな医療施設や治療家は注意してください

@治療家からこういう疾患は治したことがあるという表現をされる医療施設や治療家
A質問をしても答えて頂けない医療施設や治療家
Bとにかく来院回数を増やしなさいという医療施設や治療家
Cなんでも治せるという医療施設や治療家
D熟練したドクターとの連携先がない医療施設や治療家
E黙って座ればぴたりと治せるという医療施設や治療家
F患部に強い刺激を与えて一過性の神経麻痺や筋肉の機能低下を引き起こす医療施設や治療家
G旧態依然の運動指導やマッサージを運動療法と称し、マッサージのみを行っている医療施設や治療家
H温熱治療や低周波治療などに頼る医療施設や治療家
I筋力強化が必要と称して、スクワットや患部に過大な負担を与えるような運動を指導する医療施設や治療家
J自宅でできるホームエクササイズや家庭における姿勢・動作を指導しない医療施設や治療家
K治療計画を提案できない医療施設や治療家
L手術は絶対だめだという医療施設や治療家
M関節ばかりを診て全体を見ない医療施設や治療家

手術を決める条件

ゆうき指圧が手術を進める場合は
@最も大切なことは痛みに対する考え方です。痛みが激しく眠れない、出かけられない、日常生活がうっとおしいといった場合、この痛みが手術を勧める一番の要因となります。
A可動域について。日常生活や社会生活において可動域が狭いため、不自由や不便を感じる。パフォーマンスが十分発揮できない。
B姿勢や歩行について。無理にきれいな歩き方をしようとしたり、不自然な姿勢の為、膝・股関節だけではなく身体全体に痛みや不自由さを感じる。

西洋医学が手術を勧める場合は
@痛み止めを服用しても痛みが激しく眠れない・外出できない・家事が行えないなど。
A可動域に関しては、レントゲン上での診断により前期・初期・進行期・末期と分類し痛みが最も強い進行期〜軟骨の減少が激しく骨の変形が見られる末期になると手術を勧めます。

自分でできる!手術成功への下準備

手術前の準備というと仕事・家庭・将来を考えた上での入院期間や資金の心配・予後の心配、手術における痛みの心配などがありますが、手術が成功するために行って頂きたい自分でできる事は、 
骨盤や脚長差の調整はもちろんの事、手術関節周囲の靭帯・関節包・腱等の拘縮を術前に取り除くことが大切です。この準備を怠ると術後成績はあまり芳しくなく、ご自分の思いとの違いが明確となります。また、筋力におきましても必要筋力の強化や筋力間バランスを調整するとが必要です。このように全身及び手術部位といった全体と個別の双方を考慮しながらの手術前リハビリが必要と考えますので必ず行って下さい。
手術前リハビリを始めるにあたっては、第1回目遅くとも手術3か月前から行って頂き、骨盤・脚長差の調整はもとより関節周囲の拘縮・筋力間バランス・下肢関節の可動域の調整を行います。第2回目は手術1か月前を目安とし、1回目の指導で不十分な事柄を再調整する必要があります。これにより社会復帰を早くすることは元より、リハビリに対する痛みや術後の満足度を高めます。

病院選びについて

手術件数が多い病院があなたにとって必ずしも良い病院とは限りません。
病院選びの方法としては
手術法・切開部位・リハビリの充実度・退院後のケアが重要となります。
また、手術後は完全看護のため「遠いから無理」といった考えは必要ありません。さらに現在病院の多くは術後にリハビリを行う為、病院へ通う必要はありあませんので「病院が遠い」といった概念はやめてください。

術後にしてはいけない事

医師やリハビリ担当者より説明があると思います。大まかに股関節においては、深い内旋・深い内転さらに深い屈曲といった動作や急激な動き、その他股関節を支点にする動きやひねりを加える動き、また衝撃のある動きに対しては十分注意をして下さい。
ひざ関節においては、現在脱臼はの心配はあまりない手術法ですが、担当リハビリや医師の指導に従って下さい。膝立ちや正座などはなるべく行わない方が良いと思われます。
総論といたしまして、「何をしても大丈夫」と言った説明があったとしても、患者さんによっては医師が想像もしないような動きをされる方もいますので、十分医師の説明を受けてください

社会復帰と費用

個人差はありますが一般的には、片側股関節で1か月余・両側で2〜3か月、ひざ関節も手術法や片側両側でも異なりますが、2〜3か月と思われます。
アドバイスとして、
@少しでもリハビリを多く受けて頂くために入院期間は少しでも長い方が良い様に思われます。
A入院期間中は上半身は元気ですので、なるべく相部屋もしくは相部屋がなければ休憩室へどんどん出て頂き、他の患者さんと交流を持っていただいたらいいかと思います。
B入院中は理学・作業療法士とのリハビリを受け、医師との診察が常に行われますのでどんどん質問をして下さい。それが必ずよい結果を生み出すと思います。
費用については収入によって異なりますし、部屋のランクによっても変わってきます。
これにつきましては各病院へお問合せください。

術後に起こる痛みについての予防・対策・対応について

@術後、半年〜1年の間に起りうる可能性が高い腰痛に関して、大多数の方が今までになかった腰痛が起こったり、術前からあった腰痛が激しくなって「私の手術は失敗したのでしょうか?」といった質問と訴えを受けます。そこで術後、必ず骨盤調整・脚長差の調整は行って下さい。また個別の運動法を指導いたします。

A術後2〜3年程度で起こりうる可能性が高い股関節手術後に発生する場合はひざ関節痛(膝手術の場合は反対側のひざ)や股関節痛及び足関節痛が発症する場合が多いようです。
また上記関節における機能不全も見られますので、個別と全体での治療・生活指導が必要です。全体的にはゆうき脚長差・骨盤の調整法を基本とし、各人に応じた個別運動法を指導いたします。

B一足の手術を行うと、4〜5年以内に反対側(手術をしていない関節)に痛みが発症する場合が多く、これに対する予防が必要です。この場合は股関節を主にしてお話していますが、ひざ関節でも同様と考えてください。そのため体重負荷の方法や筋力間バランス・筋力強化さらに各上下関節及び反対側の関節の具体的な運動法を指導いたします。

C最近は30〜40年もしくはそれ以上の耐用年数があると言われていますが、少しでも痛みや可動域といった症状における不安を払しょくし、耐用年数を伸ばすためのケアが必要です。

総論として上記様々な痛みや他関節などの手術のお話をしましたが、当院来院者で手術をお勧めした人に限り他関節その他の関節の手術や再手術を受けた方は25年にわたり1人もいらっしゃいません。
なぜならば上記の症状・疾患に対する予防・対策・対応を定期的に個別指導を行い、またいつもと違う痛みや不安感が生じた場合は、メール・電話にてフォローアップ体制を充実しているためではないかと考えます。

術後に伴う疾患について

膝・股関節の手術後の腰痛の疾患名として、脊柱管狭窄症が上げられます。
ひざ痛に関しては、変形性膝関節症、足関節は変形性足関節症や外反母趾がります。さらに足裏のタコに注意してください。
また新しい靴に履き替えるも痛みのケアに有効です。靴はかかとがつま先よりも2〜3p高い方がいいと思います。ベタ靴はやめてください
タコの状態を注意深く観察して頂くと、ご自分の疾患における病勢や現状が理解できますので日々コミュニケーションの必要性を認識してます。

日常生活における注意点

・ベッドか布団か
・洗面台の高さは
・トイレは洋式か和式か
・流し台の高さ
・食卓は座卓かテーブルか
・掃除機はコードレスかコード付きか
・拭き掃除は、立ってか、膝をついてか
・物干しざおは、腰の高さか背伸びが必要か
・買物は押し車か引き車か
・自転車の高さは
・自動車の乗り降りは
・ショッピングセンターでの買い物はカートか手持ちかごか
・荷物の重さは
・通勤靴は
・通勤の際、階段かエレベータか
・長時間椅子に座った際の立ち上がり方
・勤務中における下履きは
・お風呂の椅子の高さは
・ソファの高さとクッションの程度は
・道路に関して
・衣服に関して
・靴選びの方法
・杖を持つか持たないか
・爪切り・靴下を可能にするには
・階段の上り下り

日常生活におきましては個々に違いますので、ご相談いただければお答えいたします。
ゆうき指圧:06-6607-1013 (10時から14時)


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