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本当にこの治療法でいいの?

本当にこの治療法でいいの?

間違いだらけの膝・股関節・脊柱管治療

私説ですが、膝・股関節・脊柱管狭窄治療の専門治療家として38年間の経験でお話しますと、(私共の説は専門家ゆえに偏った物の考え方をしているかもしれませんので、異論もございましょうが、1つの考えとして、お考えいただけますでしょうか?


なぜこのような過激な文章にしたかと言いますと、下記の38のルールを見てください。いかに頭をかしげるか分かって頂けると思います。

間違いだらけの股関節治療

間違いだらけのひざ関節治療

間違いだらけの脊柱管狭窄治療



関節治療において逆効果になりうる38のルール

1、あなたの関節の痛みは本当に骨が原因ですか?
関節の痛みにおいて楽な日があるとしましたら、痛みの原因は骨ではないと考えます。もし骨が原因ならば骨の状態は日々変わりませんから毎日痛いはずです。
そこで痛みの原因として考えられるのは靭帯・関節包・腱などがあげられます。どう思われますか?



2、膝・股関節において歩きはじめの痛みの原因は筋肉と説明されていませんか?
歩きはじめに痛みがある関節痛に対し、靭帯・関節包を伸ばす運動を歩く前に行っていただくことにより痛みが軽減する方が多いようです。
そこでこの痛みは骨の痛みや筋肉の痛みではないと考えます。
どう思われますか?


3、長時間歩いた際、途中で痛くなる関節痛は本当に骨が原因の痛みでしょうか?
これも靭帯・関節包・腱さらに筋肉の痛みではないかと考えます。
どう思われますか?

対処法
歩いてる途中で痛みがでた場合は、軽い屈伸や安定したものを手で持っての腰の8の字


4、関節痛が一晩寝たら楽になったり、次の日から回復する痛みでしたら。
これも同様、骨が原因ではないと考えます。
どう思われますか?
もし、骨が原因でしたら、痛みは軽減しませんし、さらに状態が悪化します。

5、膝痛がある場合、膝周囲の筋肉の強化を指導されてはいませんか?しかしながら
膝周囲には膝窩筋とういうごくごく小さな筋肉しかありません。
恐らく大腿四頭筋の筋力強化を指導されてると思いますが、ひざの周囲の組織は靭帯・腱・関節包・半月板であり、筋肉はありません。四頭筋強化を行うのも必要ですが、上記の組織の治療を行うのが先決です。
どう思われますか?


6、ただ単なる筋力強化は逆効果。

関節可動域を考えずに、筋力強化を行うと関節を破壊する可能性が高いと考えます。そのため、筋力強化は各関節の可動域を高めたうえで行う必要があります。さらにバランスが必要です。むやみに大なっては逆効果です
どう思われますか?

ワンポイント
膝蓋骨周囲の痛みがあり、階段の下りの際特に痛む場合やO脚X
脚が著しい場合は、筋力強化は逆効果となりますので注意して下さい。

7、ただ単なるストレッチングは関節や筋肉に逆効果。

ストレッチの過信は筋肉の損傷を招き、関節の破壊につながります。
例として、膝が完全に伸びていないのにストレッチングを行うことは筋肉における起始停止に大きなダメージを与えます。できるだけ関節の可動域を大きくしてから後に、ストレッチングを行うことが必要です。どう思われますか?


8、痛みを伴う治療は逆効果。

治療における痛みの発生は、身体における危険信号です。
また、痛みをかばうがために目的とする筋肉とは正反対の筋肉(拮抗筋)が強化され逆効果となり得ます。痛みが伴わない治療を行うのが原則です。どう思われますか?

9、関節を支点にする運動治療は逆効果。

軟骨・靭帯・腱・関節包の損傷を引き起こします。
例として、股関節痛における横向き・上向きの片足上げの運動は関節軟骨を摩耗し、靭帯・関節包に過大なダメージを与え、症状を進行させます。どう思われますか?

10、痛みのある関節だけを治療しても逆効果。

身体は互いに代償(助け合う)しあう働きをもつ為、一関節だけの治療は効果が薄いと考えます。どう思われますか?

ワンポイント
ひざが悪ければ、股間節・足関節・腰までに影響があります。一関節だけの治療は効果が薄いです。


11、関節にひねりを加えるような運動治療は逆効果。

軟骨・靭帯・腱・関節包の損傷を招きますので、絶対にやめてください。ひねりの運動を行ったために、来院される方が多のが現実です。


12、関節に体重を加えての運動は逆効果。

軟骨・靭帯・腱・関節包の損傷を招き、症状をさらに進行させます。どう思われますか?


13、関節に衝撃を与える運動や強い圧迫刺激は逆効果。

軟骨・靭帯・腱・関節包の損傷を招き、症状をさらに進行させ手術を早めます。また末梢神経を破壊しますので、痛みは改善したような錯覚を持ちますが身体にとっては逆効果となる可能性が高いと考えます。どう思われますか?


14、無理にきれいな歩き方を行うのは逆効果。

関節は互いにかばい合い、歩行・動作を行っております。すなわち現在の歩き方は症状を反映しており、その時点での最良の歩き方です。関節は回復とともに自然に美しい元の歩行につながります。
そのため、無理や我慢をしての歩き方を行う必要は全くありません。どう思われますか?


15、テニスボールやゴルフボールを使っての圧迫は危険。

ひざ・股関節疾患の場合、腰椎は過度の後弯や前弯(反り腰)となります。なのに上向きで寝て腰椎の下にテニスボールを入れ自分の体重で圧迫すると後弯・前弯がさらに増強し、腰痛特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を発症しやすくなります。
ゴルフボールにつきましてはこれも同様です。


16、ただ単なるマッサージ・指圧等は逆効果。

首・肩こりといった一般的には症状には高い効果を望めますが、ひざ・股関節における病状の知識や治療経験が無ければ、治療は困難と考えますのでなるべく経験豊富な専門機関で治療を受けてください。股関節マッサージを行っていただく際は、軽く行ってください。強い刺激は人体・筋肉組織を破壊するため逆効果です。特にひざ痛の場合は、関節を保護する筋肉はありませんので、腱・靭帯・半月板に直接刺激が伝わります。特に注意をして下さい。


17、治療は自身で行わなければ逆効果。

他人任せの治療ではなく、最良の名医はご自分です。関節病は自分で治しましょう。
どう思われますか?


18、専門医による正確な診断無しでの治療は逆効果。

病状・症状における正確な診断なくして、治療はありえません。
どう思われますか?


19、治療は家族の理解と協力がなければ逆効果。

ご家族の方の評価は最も冷静な評価であり、治療における応援団です。家族全員で頑張りましょう。

私共は来院された方に付き添いの方がいらっしゃった場合、まず付き添いの方からどのような状況かとお聞きし、次に患者さんのお話をお聞きします。なぜならば患者さんの場合は、情緒によって痛みや可動域制限または症状の良し悪しをお話されます。それに比べ、付き添いの方は、冷静に判断されます。
どう思われますか?

20、脚長差の調整なくしての治療は逆効果。

足の長さの調整をせずに行う、筋力強化は逆効果になり得る場合もあります。また必要な筋肉がつきません。どう思われますか?



21、骨盤及び全身アライメントを調整せずに行う治療は逆効果。
身体が歪んだ状態での筋力強化は効果なし。また逆効果にもなり得ます。ですからぜひ、全身のアライメントを調整した上での治療を行う治療院を選んでください。ゆがんだままでは逆効果となります。
どう思われますか?


22、左右上前腸骨棘の調整なくしての治療は逆効果。

骨盤の前傾・後傾や前後の歪みを正さずに治療を受けましても効果は薄いと考えます。また上記の骨盤の歪みや脚長差・上前腸骨棘の前後差は、自分で治せますのでぜひ、試してみては如何でしょうか?
どう思われますか?


23、骨盤の高低差を無視した治療は逆効果。

左右大転子や腸骨稜の高低差調整を考えない治療は逆効果。ベルトの当たる位置が身体の左右側面で高さが違う場合は、下肢のみならず上肢(骨盤より上)にも歪みが生じています。とにかく少しでも正しい身体の状態へ戻し、治療を受けることが必要と考えます。
ただし、身体の歪みは長年のご自身のくせや仕事・スポーツ・骨組み等によって決まりますので、ご自身で調整して頂く必要があります。来院回数を多い治療は逆効果です。?
どう思われますか?


24、左右仙腸関節の調整なくしての治療は逆効果。

骨盤調整の目的の一つである、仙腸関節の治療をなくしての治療は逆効果の場合も。仙腸関節調整は重要な手法です。これも自分でできますので、またご相談下さい。どう思われますか?


25、腰仙連結(腰仙関節)の調整なくしての治療は逆効果。

誰もが見逃していた、腰仙連結は骨盤調整の1つの方法です。
今後はこの調整を十分活用する必要があります。どう思われますか?


26、疾患の質問を嫌がる人または生活指導を行ってくれない人はやめてください。

このような医療人や指導者は知識がないか経験が乏しいか患者さんのことを考えない人が多い様に思います。ぜひ、十分説明してくれるような治療家に。



27、各関節可動域を考えない治療は逆効果。

治療は全身の部位と部位の組み合わせです。
どのように比重を置くかが治療におけるポイントとなります。
どう思われますか?


28、各靭帯・腱・関節包を考えない治療法は逆効果。
 
膝・股関節においての重要なポイントは、靭帯・腱・関節包・半月板であり補完として筋肉があります。現在は筋肉の治療が主となっていますが、これだけでは間違いだと考え、また効果が薄いと考えます。どう思われますか?


29、人体のリズムを考えない治療法は逆効果。

歩行動作においては、必ず全身のリズムが必要です。
ゆえに全身の動作における正しいリズムを創ることが必要となります。その際、関節のリズムを作るには、筋肉・靭帯・関節包のリズムが必要となります。骨格・筋肉・靭帯・関節包・半月板のリズムが必要となります。筋肉だけでは効果はありmせん。。
どう思われますか?


30、一般的に行われている水中歩行は逆効果。

膝を曲げての水中歩行は、筋力強化においての効果は少ないです。
また関節に過大な負担を与えるため、行うならば両足を完全伸展し手はレーン及びコンクリート壁に添え、ひざを完全伸展しながら歩いてください。片膝を上げた足に水流が加わり軸足にひねりが加わるため靭帯・関節包さらに軟骨に損傷を与える可能性があります。さらに言えばなかなか膝を曲げての歩行では筋力強化は効果が少なく完全伸展した方が早く筋力強化が望めます。
どう思われますか?


31、ただ単なる泳法は逆効果。

膝・股関節に適する泳法は、背泳ぎとクロールがよいと考えます。
特に平泳ぎやバタフライは膝・腰・股関節に損傷を与える可能性が高く、ただ単なる泳法選びは関節痛を引き起こします。
どう思われますか?


32、ただ単なるジム通いは逆効果。

膝・股関節疾患に精通した指導者がいない場合は注意が必要です。
筋肉はただやみくもに鍛えた場合は逆効果となります。良き指導者の元でのトレーニングをお勧めします。なお、筋力強化にも順序があり、この順序を間違えると逆効果となります。どう思われますか?


33、ただ単なる運動法は逆効果。

関節を悪化させる要因を知らずに行う運動法は、関節の破壊・損傷につながります。
どう思われますか?


34、ただ単なるウォーキングは逆効果。

ご自身の能力を知らずに盲信的にウォーキングを行うことは、関節の損傷につながります。一日の歩数を体調日記として手帳等に記載してみませんか?
それによりご自身の歩行能力がわかります。またしてはいけない事・しても大丈夫な事の選別もできます。
どう思われますか?

35、ただ単なる冷却療法は逆効果。

症状の時期により治療法は異なってきます。ゆえに冷やせば良いというものではありません。専門的知識を持った人の指導を受けてください。どんな症状でも治療するという方は何もできない人と考えています。専門的な知識がありながら、全体を見る知識をも兼ね備えた指導者を選んで下さい。どう思われますか?


36、ただ単なる温熱療法は逆効果。

症状の時期(病期・病勢)により治療法は異なってきます。ゆえに温めれば良いというものではありません。とくに●●炎という診断名を受けた場合は、炎症が起きていますから、ただ単に罹患部を温めるののではなく、他の部位への熱の誘導を考えて頂ける治療師を選んで下さい。どう思われますか?


37、ただ単なる負荷および抵抗運動は逆効果。

損傷を増強させる場合が多く、専門家に尋ねることが先決です。
どう思われますか?


38、ただ単なる靴選びは逆効果。

膝・股関節においては、従来かかとの平らな靴(フラットシューズ)が良いとされてきましたが、
私共の経験上、かかと部分はつま先より3〜4a高いものが足には良いようです。また、インソールは脚長差は改善されるどころかゆがんだ骨盤の固定につながります。できるだけインソールはやめてください。
どう思われますか?


ロコモティブ・トレンド

ロコモティブ・シンドロームとは何ですか?

加齢や生活動作が原因で、足腰の機能が衰えることを指します。
運動器官の障害によって、日常生活で人や道具の助けが必要な状態、またはその一歩手前の状態を言います。


どのくらいの方が、運動器疾患で介護の状態になるのでしょうか?

H12年に介護保険制度が施行されて以来、要介護認定者は増え続けています。現在、75歳以上の人のほぼ3人に1人は要介護認定者という事になっています。


要介護となる原因はなんでしょうか?

全体の約2割は運動器の障害が原因であることが分かっています。
男性は脳卒中が4割を超えて多いのですが、女性の3割近くが運動器疾患によるものです。

介護予防のためには、メタボリック・シンドローム予防と
ロコモティブ・シンドローム予防が重要です。


ロコモドックとは?

皆さんは生活習慣病と人間ドックと言う言葉をご存知ですね。
私共は、介護を受ける方にロコモ(運動器疾患)が多いという事を聞き、生活習慣病に対する生活動作病という言葉を提唱してまいりました。

これは、筋肉・骨・軟骨・靭帯関節包といった組織にスポットをあて、作った言葉です。
人間ドックに対し、運動器に対するドックが「ロコモドック」となります。

1.画像診断(X線検査・MRI・超音波)
2.血液検査
3.関節可動域
4.筋力調査
5.姿勢・動作・歩行

以上の点を全身にわたって検査し、現状並びにこれから起こりうるであろう症状・疾患・病名を推測し、みなさんの健康寿命・幸福寿命にお役立ていただきたいと考えます。

各関節の兆候 チェックリスト

さぁ、今からあなたの関節の秘めた危険度をチェックしましょう!!


膝関節

1.ひざに強張った感じはありませんか?
2.ひざの内側、または外側に痛みや違和感はありませんか?
3.歩き始めや動き始めに、ひざが痛む事がありませんか?
4.階段の上り下りで、ひざに痛みが出ることがありませんか?
5.肥満気味ではありませんか?


股関節

1.足裏のたこ・魚の目はありませんか?
2.スカートおよびズボンのファスナーが正面からずれていませんか?
3.左右のお尻の筋肉の膨らみに差はありませんか?
4.お尻を後ろに突き出して歩いていませんか?
5.ヒップラインに高低差はありませんか?


脊柱

1.姿勢が猫背ではありませんか?
2.腰が反った姿勢、またはお腹を突き出した姿勢ではありませんか?
3.若い頃、ぎっくり腰をしたことはありませんか?
4.立ち仕事をすることが多いですか?
5.仕事はデスクワークが多いですか?


骨盤

1.姿勢が悪いと人から指摘されたことはありませんか?
2.長時間車の運転をすることが多くありませんか?
3.仕事はデスクワークが多いですか?
4.重い物を持つこと、運ぶことが多くありませんか?
5.床面など低い場所での作業することが多いですか?


足関節

1.歩く際、足首から先が内側または外側へ入っているような気がしませんか?
2.足の裏にタコや魚の目が出来ていませんか?
3.足の裏や甲にしびれを感じることはありませんか?
4.左右の足の大きさに差がありませんか?
5.足の親指に力が入りにくいことはありませんか?


*上記チェック項目は、著書より一部抜粋。 



*上記の項目に該当があれば、一般的には癖として見られていますが、隠された「疾病」の可能性があります。

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