@手術前リハビリをあなどるべからず
手術前リハビリを行って頂くことにより、早期退院・早期社会復帰が望めます。
-ショートアドバイス-
3か月前リハビリ・1ヵ月前リハビリを行って頂きます。

A手術後リハビリをあなどるべからず。
手術後リハビリを行って頂くことにより、手術足の早期回復が望めるばかりでなく、皆様がご心配する脱臼の危険性をも低下し、さらに再手術の危険度も低下します。
-ショートアドバイス-
術後3か月リハビリ・6か月後リハビリを行って頂きます。

B想定治療をあなどるべからず
想定治療とは幼小児期に股関節に疾患をお持ちの方々の治療であり、思春期以降、治療の放置をするべからず。
-ショートアドバイス-
現実には30代〜40代前半にかけて、幼小児期における疾患により多くの方が股関節痛を訴えられております。2年に1度のX線検診をお勧めすると同時に、股関節の可動域を確保するリハビリをお勧めします。股関節治療は早期発見・早期治療が基本となります。軽く考えてあなどるべからず。

C股関節のリハビリは荷重(体重)をかけて行うべからず
荷重をかけることにより骨・軟骨・関節包・靱帯・腱・筋肉に対し過大な負荷を与えます。股関節に痛みや炎症・可動域制限がみられる場合は関節に負荷を与えるような運動を行うべからず。
-ショートアドバイス-
関節におきましては
 ・荷重をかけて行うべからず。(スクワット等)
 ・関節における軟骨を支点として行うべからず。(足の横上げ等)
 ・関節に捻りを与える運動は行うべからず。
 ・関節に衝撃を与える運動は行うべからず。

D関節に痛みを伴うような治療はうけるべからず
関節に痛みを伴うような治療法はなるべく避けてください。(痛みは筋肉や関節の悲鳴です)

E治療においては股関節専門医と日常生活をサポートする治療師と患者さんその三者が三位一体となり協力して行うものです。どれか一つでもかけるべからず


F自分の筋肉は自分でつけるしかありません他人まかせにするべからず

-ショートアドバイス-
関節の痛みや炎症さらに可動域制限が治療されればおのずと(勝手に)筋肉はつきます。病気の原因を治療せずむやみやたらに筋力強化を行うことは逆効果と思います。

Gだまって座ればぴたりと治るといった治療は受けるべからず
現在、多くの医療機関では体を見ずしてレントゲン上だけでの診察が多いようです。いかに名人であれ治療は難しいのではないでしょうか。
-ショートアドバイス-
体の動きや患者の話を充分み聞きしていただけるような医師を見つけることをお勧めします。

H日常生活が治療の第一歩です。正しい指導を受け無茶な生活はするべからず
-ショートアドバイス-
病気は自分で治すものです。医療機関任せはやめましょう。

I股関節治療は部分としての股関節と全身症状としての腰椎・膝関節・足関節・足底筋等全体的なバランスを持った治療が必要です。股関節だけの治療と考えるべからず
-ショートアドバイス-全体治療と局所治療とのバランスを兼ね備えた医師及び治療家を探してください。

J可動域制限を解消せずストレッチを行うべからず
-ショートアドバイス-可動域の治療なくしてストレッチを行うと筋肉を起始・停止部に損傷が起こりやすく病気をさらに複雑にします。十分な可動域を確保した後ストレッチを行うべきと考えます。